この記事では、翻訳者を目指し始めてから6か月目までの日記を元に、収入の推移や実際にやったことをまとめました。
翻訳者を目指している方が、翻訳者デビューまでにやることや収入の具体的なイメージを持てるようになります!
この記事を読んで分かること
- 未経験から翻訳者になるために何をすればいいの?
- プロ翻訳者がかけだしだった頃の実体験が聞きたい!
- 翻訳者デビュー直後のリアルな収入ってどれくらい?
翻訳者を目指し始めて6か月目の収入
6か月目で売上が25万円前後になりました。
翻訳者になるためにやったこと
1か月目(2014年4月)
改めて翻訳の仕事はどんなものか&好きになれそうか確認しつつ、必要スキル・ツール・仕事の探し方などについて情報収集。
自分の好きな分野、自分の売りは何かを見極めて、専門とする分野を決めた。
具体的な方法は
- 翻訳関係のブログを読みあさる。
- 翻訳関係の雑誌を読む。
- 各分野の短い文を試しに訳してみる→必要な文献などを読んで興味が持てる分野を確認。
- 自分の経験・経歴から、翻訳者として売れそうな分野を考えてみる。
2か月目(2014年5月)
勉強&仕事探し期間。
まずは独学でトライアルに挑戦してみよう、と学習を開始。
同時に、フリーランス翻訳者に必要なアレコレの準備と仕事探しも開始。
具体的な方法は
- ほんやく検定/TQEの過去問を解いて、解説見ながら自分にダメ出し。
- NEJMのアブストラクトを翻訳する。日本語版アブストラクトと自分の翻訳を見比べて、自分にダメ出し。
- 英文翻訳術を熟読。
- 翻訳の泉を熟読。
- 必要なツールを最低限揃える(辞書、無料のCATツール、チェックツール、ワードマクロなど)。
- 自分の翻訳スピードを測定。
- 未経験OKの翻訳会社に片っ端から書類を出す。
- 翻訳ディレクトリ、proz.comにプロフィールを掲載。
3か月目(2014年6月)
トライアル受験期間。
送られてきたトライアルをひたすら訳す。
トライアルを訳すだけで精一杯の時期。
月末にはトライアル合格の連絡をいただく。
4か月目(2014年7月)
トライアルに受かった1社から初仕事受注。その後も継続してお仕事をいただく。
まだまだトライアル受験中。月内に、3社ほどトライアル合格のご連絡。
並行して、フリーランスのチェッカー業務を開始。
5か月目(2014年8月)
各社から仕事を受ける。
登録後初仕事が多いので案件小さめ。その後も様子見が続く。
時間があるうちに、ツールの充実・勉強などを進める。
6か月目(2014年9月)
8月は様子見だった各社から、ある程度まとまった仕事をいただけるように。
売上が増えようやく、翻訳者と名乗って良いかな、と思えるレベルに。
こんな感じの半年でした。
まだ食べていけてないけど…立ち上げとしてはまぁまぁ上手く行った方かな?
次の6か月も頑張ります。
今後6か月の目標
月売上40万円。