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上手なコメントの書き方を考える

      2015/12/28

photo credit: ms4jah via photopin cc
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最近、翻訳の合間にチェッカーの仕事も請け負っています。
たくさんの翻訳者さんの訳文を見ていると、コメントの付け方にも上手い下手があることに気付きます。
今日はそのポイントをまとめてみました。

たとえば、
(原文)Cytotoxicity is the quality of being toxic to cells.
(訳文)細胞障害性とは、細胞に対する毒性のことです。
と訳したとします。

このとき、Cytotoxicity の訳語選択に迷ったとしたら、どのようなコメントを付けるのが正解でしょう?

まずはダメな例

2

えーと。何を確認すれば良いのかな?
チェッカーとしては一番困るパターンです。
このダメダメコメントを修正しながら良いコメントにしていきたいと思います。

原文の引用範囲を適切にする

3

まずは分からない場所が明確になりました。

何がわからないのか伝える

4

ここまで書いてあれば、何を迷っているのか分かります。

訳語選択の根拠(考えたこと・調べたこと)を伝える

5

きちんと調べた上でそれでも判断に迷う部分である事が伝わります。
これなら、翻訳会社のチェッカーはある程度前提知識を入れた状態で調べられますし、なんならこのままクライアントに納品してもOKでしょう。
後工程の人の労力がぐんと減ります。


せっかく調べ物をしても、コメントの付け方が下手だと伝わりません。
上手にコメントを付けて、やったことはきちんとアピールしましょう(^_-)-☆

(もちろんアピールのために不要なコメントを付けるのはダメですよ!)

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