翻訳者を目指す人で、「翻訳者 収入」で検索をしたことがない!という人はいないでしょう( ´ ▽ ` )
気になりますよね、収入。
私も気になったので検索してみました。
翻訳者の年収
翻訳者の年収に関する最新で一番n数の大きい調査はこちらかと思います。
第4回翻訳業界調査結果
これをもとに、IJET、翻訳祭で井口氏の講演がありました。
togetterでまとめてくださっている方がいます。
井口耕二氏講演「翻訳業界の未来とそのなかで翻訳者が取りうる道」実況まとめ
JTF翻訳祭T6S1:「翻訳業界の現状と未来~そのなかで翻訳者が取りうる道~」」
とりあえずこの2つを見れば翻訳者の年収は概ね把握出来るのではないかと思います。
翻訳者の年収は
平均値380万円、中央値340万円、最頻値300~400万円、600万円以上が23.4%
だそうです。
給与所得者の年収分布
さてここで、会社に勤めている人全体(給与所得者)の年収分布を調べてみました。
国税庁の民間給与の実態調査を見ると、給与所得者の年収分布はこんなかんじ。
平均値412万円、最頻値300~400万円、600万円以上が17.7%
翻訳者とあんまり変わらないですね。
まぁ翻訳者は退職金がない、有給ない、不安定などの点を考えると「あんまり変わらない」じゃ困るんですが。
結論
- 翻訳者と会社員の平均年収はあまり変わらない。最頻値は同じ。
- 600万円以上稼げる確率は翻訳者の方が高い
- ただし、退職金等がない分を補填出来るほど稼いでいる人は多くはない
会社員と平均年収変わらないんですよ!
会社員という働き方にうんざりだ!という人はこれで勇気を持って辞められるかもしれません。(各種保障はないけど食べていけます)
600万円以上稼げている人は翻訳者の方が多いですね。
要はうまくやれば会社員より稼げるけど、うまくいかないと会社員より稼げない、ということなんだろうと思います。
まぁフリーランスという職業は、多かれ少なかれそういう感じですよね。
芸術家とか、芸能人とか。
売れないと食えないけど売れたらデカイ。
だったら売れてやろうじゃないの!
という気概でいきたいものです。
今日も、頑張ります。