翻訳者がどんな風に暮らしているのか、私のある1日をご紹介します。
優雅なノマドワーカー?
自宅でマイペースに働ける?
いやぁ…その実態は…。
翻訳者の1日のスケジュール
9:00 起床
朝起きて雪が降っている日には通勤しなくて済むことに心から感謝します。
ありがとう在宅ワーク。
朝ごはんを食べたり、体操したりして、体を起こします。
10:00 翻訳
朝は頭が疲れていないので、前日に良い訳が思いつかなかった箇所など、体力が必要な部分を訳します。調べ物もこの時間にします。
12:00 昼ごはん
お昼ごはんを作るついでに、夕飯として煮込み料理や具だくさんスープなどを仕込みます。ずっと家にいるので、時間がかかるけど放っておける料理はしやすいです。
13:00 翻訳再開
本格的に翻訳を進め始めます。この時間に引き続き調べ物をする場合もあります。
15:00 事務仕事で気分転換
頭が疲れてくるので、頭脳労働以外をして気分を変えます。
請求書や見積書の作成・発送、経費の処理、書類の整理、備品の発注、メールの返信などなど、フリーランスなので翻訳以外のお仕事もあります。
16:00 おやつ休憩
一回長めの休憩を入れつつ、この後の翻訳に備えてモードを切り替えます。
16:30 翻訳再開
翻訳の下準備は午前中に終えているので、翻訳のスピードが最も速い時間帯です。
翻訳は主にこの時間に進めます。
19:00 終業
お仕事終了です。お疲れ様でした。
翻訳者の1日の平均労働時間
この日の翻訳時間は6時間30分でした。
庶務などで1時間半取られてしまうので、1日8時間労働にするために、翻訳時間は8時間以下にしています。
締め切り前はもう少し翻訳をしますが、残業はだいたい2時間以下です。
在宅で翻訳者として働くデメリット
引きこもりです
お気付きかと思いますが、ほぼ外出しません。
外出といえば、調べ物のために図書館や本屋に行くこと位です。
やったー!外に出なくて済む!と思える人(私です)には最高の職業です。
どこで暮らしていても仕事はできますが、ノマドワークにはあまり向きません。
必要な資料が多いし、機密性も高いので、書斎が必要です。
カフェで仕事をするのは、なかなか大変でしょう。
後ろからPCを覗き込めない席を陣取って、重い本とPCを運び、ネットのセキュリティも気にして…。うーん。考えただけで面倒です。
肩こりと腰痛がひどい
座りっぱなしの生活ですので、肩こりと腰痛は職業病です。
翻訳を始める前に、良い椅子を買うことを強くオススメします。
あと、家の中でできる体操、ストレッチ、ヨガなどを身に付けておくと、運動不足解消もしやすいです。
人と話しません
ほぼ人と話しません。人と話さない期間があまりに長く続くと
「あれ…声の大きさってこれくらいで良いんだっけ…?」
と悩むことになります。
さすがにちょっと怖いので、定期的に友達と遊ぶ予定を入れて適度に会話する機会をつくりましょう。
在宅で翻訳者として働くメリット
自宅でマイペースに働けます
なんといっても通勤がないのは最高です!
好きな時間に起きて、好きな時間に寝てもOK。
締め切りに間に合えば、その前のスケジュールの組み方は自由です。
予定を柔軟に変更できます
平日の昼間はどこも空いています。
行きたい美術展に昼間行って、夜に仕事をすることも可能です。
銀行・病院にも気軽に行けちゃう。
昼に突然頭が痛くなって休みたい…そんなときも遠慮なく休めます。
まとめ
私はこの生活、最高に気に入っています。