翻訳者になるまでにやったことをもう少し詳しく書いてみます。
(翻訳者になってからの6か月間のまとめはこちら。)
まずはじめにやったこと
一見遠回りに見えますが、まず志望動機を固めることから始めました。
就職活動において、志望動機・自己分析・業界分析は3種の神器でございます。
フリーランスでも同じです。たぶん。
英語が好きだから、翻訳者になりたい…わけではありません。
よく言われる事ですが、英語が好きで英語が使いたいだけなら翻訳者ではない仕事もたくさんあります。
海外と取引のある商社で働いてもいいし、外資系企業なら英語を使う機会も多いでしょう。
なぜ、英語を使う仕事の中でも、『翻訳』が良いのか?
私が翻訳者になりたい理由はこんな感じです。
勉強と調べ物が好き
- 子供の頃:勉強が好きで、愛読書は百科事典。国語の教科書は配られたその日に読み終わる。
- 小学生の頃の夢:図書館に住むこと。
- 大学生・大学院生:ずっと好きなことだけ勉強していいの?やった!超楽しい!
- 開発者:論文・先行例調査?ワクワクする!
と、一貫してこんな性格なので、調べ物が多い翻訳作業はとにかく楽しいだろうと予想。実際とても楽しいです。
活字中毒
暇さえあれば、何か活字を読んでしまいます。
手元に何もない場合は、食品のラベルとか、コップやTシャツの文字とか。
開発者時代は、無駄がなく分かりやすいレポートを読むとうっとりして、何回も何回も読み直したり、その美しさを布教したりしていました…。
翻訳者になってからは、趣味と実益を兼ねて堂々と読書できるようになりました。
パズルが好き
翻訳をやっていると、たまに「この訳しかない!完璧」という置き換えができる(気がする)時があります。
この爽快感はパズルが解けて、よしっ!となる快感に近いです。
他の翻訳者さんの訳を見て「その手があったか!!!」となるのも、
パズルの解答を見て悶えている時と似て、なかなか楽しい時間です。
どうしてこんな翻訳にするの!!!と腹が立つ
人間というものは、興味がない物や人間に対して腹を立てたりしません。
と、どこかの誰かが言ってました。
本当にそうだと思います。
私はずっと、翻訳に興味があるのかぴんと来なかったのですが、「どうしてこんな翻訳にするのよーーー!!!」とイライラする自分に気が付いてから「あぁ私って翻訳に興味があるんだな」と素直に思えるようになりました。
皆さんはどんな理由で翻訳者になろうと思いましたか?(^^)