あなたに足りないスキルは何か

勉強を効率よく進めるには、カリキュラムが必要です。
まずは自分で訳して、足りないものを考えてみましたか?

自分を分析して、最短で翻訳者になりましょう。

翻訳者に必要な技術

翻訳者に必要なスキルは大雑把に分けると、専門知識、英語力、日本語力、翻訳テクニックです。
(実際に勉強を始める前にもっと細かく考える必要がありますが、ここでは次に進みます)

あなたに足りないスキル

英語が得意で、専門外の翻訳者を目指している人

言われるまでもないでしょうが、専門知識が足りません。
あなたが目指す分野の大学院を卒業している人と比較した場合、単純に考えて6年間分の勉強量の差があります。
あなたの就職先が、これから翻訳をしようという分野と関連のある会社であれば、多少その差は埋まっていると思います。
ただ就職してからの勉強は「業務に必要な分野」のみになりがちなので、知識が偏っている可能性があります。
広く基礎を勉強しておくと、偏りが解消されます。
おすすめ教材は、当該分野の大学生が1年生・2年生の時に使う教科書です。
英語版と日本語版が両方手に入れば、比較しながら勉強すると最も効率が良いです。

専門分野の出身者で、英語を勉強して翻訳者になろうとしている人

これまた当たり前ですが、英語力が課題です。
理系出身者の場合は、日本語力も足りないことが多いでしょう。文系の勉強を怠っていたからです(T_T)
私はこのタイプの志願者でした。

英語の基礎ができていないようであれば、信頼できる文法本を1冊しっかり暗記するくらいまで勉強することをおすすめします。
単語の暗記は、まずは基礎レベルで良いと思います。ただし、基礎的な動詞を使いこなせるように深く勉強しましょう。

英語の基礎ができたら、専門分野の英語に特化して勉強を始めます。
論文やレビュー記事を読んでいれば、専門分野の英語は自然と身につきます。自分の専門分野の論文であれば、日本語になっても内容が分からない、ということは少ないと思いますので、日本語で勉強した内容と英語を結びつけるようなイメージで論文を読みつつ、気になる表現を覚えていきます。

まとめ

自分に足りないスキルを自覚して、効率良く勉強を進めていきましょう。

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